甲状腺腫瘍マーカーサイログロブリン

 

 

甲状腺腫瘍マーカーサイログロブリンって聞き慣れない言葉ですが、

 

甲状腺の病気とどういった関係があるんでしょうか?

 

 

まず、【サイログロブリン】ですが、甲状腺ホルモンT4になる前の物質です。

 

 

普通はサイログロブリンは血液中に出ることはありません。

 

 

しかし、甲状腺癌や甲状腺線種、慢性甲状腺炎など

 

甲状腺に異常がある場合はサイログロブリンの数値が高い値になります。

 

 

では腫瘍マーカーとしてサイログロブリンを利用する時はどんな時なんでしょうか?

 

甲状腺全摘出・亜摘出の人の再発転移の発見に有用。

 

腫瘍マーカーとしてサイログロブリン測定を行うケースとしては、

 

甲状腺を全摘出した人、亜摘出した人(2/3以上甲状腺を摘出)が

 

癌を再発したり、肺や骨など臓器に遠隔転移した場合、

 

サイログロブリンの数値が急上昇しますので、

 

こういったことがないかどうかを調べるためにサイログロブリンを調べます。

 

 

通常、甲状腺を全摘出・亜摘出した人の転移や再発がないかどうかを

 

調べるには非常に有効なので半年から一年ペースで検査に用いられます。

サイログロブリンの数値の見方

サイログロブリンはTgという表示

 

サイログロブリンは血液検査ではTgという表示になります。

 

 

サイログロブリンの正常基準値は、32.7以下。

 

甲状腺に異常があるとこのTgの数値が4桁になることは

 

珍しくありません。

 

 

甲状腺の異常とは、甲状腺癌、甲状腺癌の再発・転移、

 

甲状腺良性腫瘍、橋本病、バセドウ病を指します。

 

 

 

サイログロブリンが高い数値だけでは甲状腺癌とはいえない

 

上に書いた通り、サイログロブリンは甲状腺の病気であれば数値は高くなります。

 

 

サイログロブリンの数値が高い、すなわち癌とは診断できません。

 

 

甲状腺癌かどうかは血液検査、超音波エコー検査、細胞診などで

 

確定診断を行います。

 

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