サイログロブリンが高値だと甲状腺癌なの?

甲状腺腫瘍マーカーの数値

 

 

 

癌全般に言えることですが、身体が癌細胞に侵されると、

 

ある血液検査の項目が異常に高い数値を示します。

 

 

癌の種類により上昇する項目はバラバラですが、

 

甲状腺癌だと、乳頭癌、濾胞がんはサイログロブリンが、

 

髄様癌ですとカルシトニンとCEAが異常に高値となります。

 

 

では、甲状腺癌かどうかを検査する腫瘍マーカーの数値と

 

癌かどうかを確定する流れをご説明していきます。

甲状腺癌と腫瘍マーカー

 

甲状腺癌の90%と大部分を占める甲状腺乳頭癌では

 

血液検査でサイログロブリンの数値が高い値を示します。

 

 

甲状腺乳頭癌になるとサイログロブリンが

 

500から1000を超えることは珍しくありません。
(基準値は40IU/ml以下)

 

 

しかし、サイログロブリンは甲状腺癌だけではなく

 

甲状腺の良性の腫瘍やほかの甲状腺疾患がある場合にも

 

高い数値になります。

 

 

また、喫煙者や老人でも数値が高くなる傾向にあり、

 

サイログロブリンが高かった=甲状腺癌という確定診断にはなりません。

 

 

甲状腺癌かどうかの判断は血液検査、エコー検査、細胞診と総合判断で

 

確定診断となります。

腫瘍マーカーの他の利用方法

甲状腺癌で甲状腺を全摘出した方、

 

亜摘出(2/3以上摘出)した方のみ

 

半年から一年感覚で血中のサイログロブリン数値が

 

上昇していないか、上昇した場合は甲状腺癌の再発と

 

考えていいので、再発を発見するためにサイログロブリンの

 

腫瘍マーカーとして検査することがあります。

 

関連ページ

甲状腺がん腫瘍マーカーって何?
甲状腺癌腫瘍マーカーはどんな治療で使われるのでしょうか。今回は甲状腺腫瘍マーカーであるサイログロブリン、カルシトニン、CEAの値や見方について詳しくご紹介していきます。
甲状腺腫瘍マーカーサイログロブリン
甲状腺腫瘍マーカーサイログロブリンはどんな時に使われるのでしょうか。また検査値の見方はどうやって見たらいいのでしょうか。甲状腺に異常があるとサイログロブリンの数値は高い値を示します。
甲状腺腫瘍マーカーceaは何の病気で数値が高くなる?
甲状腺腫瘍マーカーceaは甲状腺疾患だとどの種類の病気で数値が高くなるのでしょうか。また正常基準値はどのぐらいなんでしょうか。今回は甲状腺腫瘍マーカーceaについての詳細をお伝えします。
甲状腺がん血液検査の腫瘍マーカーはどうやって見ればいい?
甲状腺癌の腫瘍マーカーにはどういった種類があるんでしょうか?また血液検査の数値の見方についても詳しくご紹介していきます。
甲状腺癌が肺に転移した時、サイログロブリンの数値は?
甲状腺癌は予後の良い癌として知られていますが、肺や骨に転移することもあります。甲状腺癌で甲状腺を全摘出または亜摘出した人は血液検査でサイログロブリンの数値の上昇で再発をチェックできます。