甲状腺の血液検査でわかること

甲状腺検査tsh|ft3ft4について

 

 

甲状腺検査でよく聞く、

 

TSH,FT3,FT4はどのように検査結果を見ればよいのでしょうか?

 

 

また、この項目で異常値が出た場合、どのような

 

甲状腺疾患が考えられるのでしょうか?

甲状腺ホルモン値の正常値、異常値

甲状腺TSH

 

甲状腺TSHは脳の視床下部から出ているホルモンです。

 

 

甲状腺から出るホルモン、FT3とFT4の分泌量を視床下部が調節しています。

 

TSHの値が高いか低いかで甲状腺機能低下症なのか亢進症なのかが

 

判断できます。

 

 

TSHの正常値は:0.44〜4.95ng/ml

 

TSHの高値は:4.95ng/ml以上

 

TSHの低値は:0.44ng/ml

 

 

となります。

 

 

甲状腺FT3

 

甲状腺から分泌されているホルモンです。

 

トリヨードサイロニンとも呼びます。

 

 

FT3の正常値は:2.36〜5.00pg/ml

 

FT3の高値は:5.00pg/ml以上

 

FT4の低値は2.36pg/ml

 

となります。

 

 

甲状腺FT4

 

FT4も甲状腺から分泌されているホルモンです。

 

サイロキシンとも呼ばれます。

 

 

FT4の正常値は:0.88〜1.67ng/ml

 

FT4の高値は:1.67ng/ml

 

FT4の低値は:0.88ng/ml

 

 

となります。

甲状腺TSHが高値・低値の時に考えられる病気は?

甲状腺TSHが高値の場合

 

甲状腺が高値の場合は、

 

甲状腺から分泌されているホルモンが少ないため、

 

TSHをたくさん出して甲状腺ホルモンをもっと出すように命令します。

 

 

そのため、甲状腺TSHの数値が高い場合は

 

甲状腺機能低下症が疑われます。

 

 

 

甲状腺TSHが低値の場合

 

一方、甲状腺TSHが低値の場合ですが、

 

甲状腺ホルモンがたくさん出過ぎているため、

 

視床下部からTSHを出さなくてもいいので低くなります。

 

 

TSHが低い場合は甲状腺亢進症が考えられるます。

FT3,FT4が異常値の場合

FT3とFT4の数値が高い場合は、

 

急性甲状腺炎、亜急性甲状腺炎、バセドウ病が疑われます。

 

 

FT3とFT4の数値が高く、TSHの数値が低い場合には、

 

バセドウ病の可能性が高くなります。

 

 

また、FT3とFT4の数値が低い場合は

 

甲状腺機能亢進症、慢性甲状腺炎が疑われます。

 

関連ページ

甲状腺のホルモン検査について知りたい
甲状腺のホルモン検査でわかる病気を知りたい!甲状腺は症状が出にくく、普通の血液検査では甲状腺ホルモンの検査を行わないため発見が遅れがちです。今回は甲状腺のホルモン値について詳しく説明します。
甲状腺のtsh高値の原因は?
甲状腺ホルモンのTSHが高くなってしまう原因は何でしょうか?またどんな甲状腺の病気が疑われるのでしょうか?今回はTSHが高値になる原因について詳しく紹介していきます。
甲状腺tshが高値の時の症状は?
甲状腺TSHが高い値の場合はどんな症状が現れるのでしょうか?またどんな病気が考えられるのでしょうか。TSH値が高くなる原因なども詳しくご説明していきます。
甲状腺tsh高値の時の治療法
甲状腺ホルモンTSHが高値になる病気で代表的なのが橋本病です。今回はこの橋本病を中心に治療方法をご紹介していきます。橋本病を放置しておくと甲状腺癌になりやすいというデータもあるので注意。
甲状腺tshの正常値は?
TSHは脳の視床下部から出ているホルモンです。甲状腺ホルモンのT3とT4の分泌量を調整する役割があります。TSHの数値でも甲状腺に異常があるかないかの判断ができます。
甲状腺ホルモン低下症
このサイトは甲状腺がんの症状、治療法、薬、予後など甲状腺がんのすべてを詳しく説明し、患者さんや家族が必要以上に悩まないように情報をお届けするサイトです。また癌になりにくい体質になる情報も紹介しています!